同人イベント参加等のお知らせや萌え話、日常・旅行などつらつら書いています。






















×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
進撃の巨人実写の後編見てきました。
なんだかんだで前編も後編も初日に見に行ってますな。
とりあえず前に描いたように前編のできが微妙だったので、後編は期待しないことにしていたわけです。ネタバレもみないように…ってそういえば後編のCMって見たことないんだけど放映していたんでしょうか?
こないだ大阪の進撃の巨人展の物販のところで実写の予告CM流れているの初めてみたくらいで見かけなかったんですがね…。
前編から推察する後編ストーリーは、弾薬なくなっちゃったから絶対冒頭に出てきた不発弾使って穴ふさぐよね。トロスト区奪還戦ベースにまぁエレン巨人が不発弾突っ込んで終わるんだろう。
って思ってまぁ概ね間違いは無かったんだけど、予想外の物語展開でした。
結果言うと…突っ込みどころ満載だけど、前編の疑問、謎をきちんと改修していてこの「物語」としては思った以上にできが良かったです。
ただし原作の進撃の巨人だと思ってみてはいけません(^^;)
というわけでネタバレがっつりの感想は続きから。
前編より後編の方が上映時間が短いということからしょぼく尻つぼみで終わるのではと懸念していましたが、そんなことは全くなくテンポ良く間延びもせず物語のリズム展開は非情に良かったですよ…もう少エピソード追加しても良かったな~とは思いましたが。シキシマの過去とか。
冒頭は前編のおさらい。
後編は巨人化したエレンが弾薬庫のあった公園みたいな場所で拘束されているとこから始まります。てかエレンの拘束具がデスノートのミサが着ていた拘束具みたいだった…めっちゃぐるぐる巻き…。
まぁ顔ぶれは違うけど原作三巻のエレンが人か巨人か問われるシーンですね。
ここで回想?でエレンが幼い頃父親に人体実験されてどうやら巨人化能力を与えられたこと、その場にソウダさんがいたことが判明。これで前編ラストでソウダがエレンの巨人化に詳しい理由が判明…。そしてここで大きな問題提起が。エレンの父が「上の子で実証済み」みたいな事をいうのでエレンには兄がいたことがほのめかされるわけです。
まぁここで何となく「兄」の正体見えたな…。
いやだがしかし、ストーリーと関係なく吹き出しそうになったのはグリシャさんにとっても近いビジュアルで出てきた俳優が
草彅剛だった事だよ…!
びっくりしたわ…この手の実写映画にジャニタレ持ってくるのはよくあるけど進撃は意外にもしなかったな…とか思ったけどまさかこんな大御所をゲストで持ってくるとは…!
で、なんだかんだで殺されそうになるエレン、原作通りかばうアルミン、そしてアルミンに言われてもまだ動かないミカサ…ミカサぁああああ!!
ここでソウダさんはエレンの巨人化理由を説明しようとしてクバルによって殺されてしまうんですがそこでエレンに何かいいかけるんですよね…てか死ぬの早すぎ…。
そして突然上から降ってくるエレン巨人によく似た鎧の巨人。これがクバルを筆頭にほとんどその場にいた人間を殺してエレンをさらっていきます。エレンがさらわれるのは実写でも健在です(笑)
で、エレンが眼を覚ましたら例の変な真っ白い部屋にいて、シキシマさんがしれっと巨人から救ったなんていうわけです。
嘘つけ…その巨人お前だろうが!(でもこの時点では明かされないけどどう見えもそうです)。
そしてこの世界の成り立ち、巨人の生まれた理由がシキシマによって説明されるわけです。あの白い部屋は世界の遺物を管理している部屋でいくつかあるそうなんですが。
ここで突っ込みどころ満載なのは、最初エレンは普通に汚いいつもの服を着ていて、シキシマは兵団服上着なしを着ています。が、世界の成り立ちをビデオ上映しているときには夏のビーチにあるベンチみたいなのに横たわって真っ白い上下着ていて、エレンも同じような服きているんですよね…。いったいいつ着替えたんですか君たちは。話の流れ的にはすぐビデオ上映しているっぽくて着替える暇あったっけ????
しっかしまぁここのシキシマとエレンが無駄にエロい。腐女子脳が刺激されるシーンてんこ盛り。己の性が悲しい…。
シャンパン振り回しているシキシマは笑えるけどでもまぁ格好いい…格好いいんだけど何か…何かヘンなのが惜しい。
世界の謎を知ったエレンはシキシマと行動を共にすることになって、実は調査兵団が壊滅してなかったことも知るわけです…前編で怪しい行動していた覆面が実は調査兵団だった(そして彼らの紋章は赤と白の自由の翼…何で???)。
調査兵団あっけなく壊滅とかふざんなと思っていたけどここでそれが伏線としての嘘だったことが分かるわけです。納得。
さてみんな死んでハンジ、アルミン、ミカサ、ジャン、サンナギ、サシャだけになった外壁再建団は不発弾で壁をふさぐべくモンゼンを目指していて、途中無事エレンたちに合流するんですが、そこでシキシマが、その不発弾と政府が隠し持っていた弾薬兵器等をもってモンゼンの壁ではなく中側の壁を壊して中央にまで巨人を入れて壁内の人類の改革を行うといいだしてみんなびっくり、エレンもびっくり。
「何かをなすためには何かを捨てなければならない」をシキシマ流で語るわけですが…これある意味正論なんだけどもう少し言い回し何とかならなかたのかな…みんなどん引きしているし。
正直映画でのシキシマのカリスマ具合がいまいちはっきりしないのと常にニヤニヤしているからうさんくさくてもう完全に悪役なんですよね。
物語的に仕方ないというかあれなんだけど…ぶっちゃけこの後シキシマも巨人になれることが明かされるので、何も知性のない巨人を壁内に招かなくてもエレンとともに二人で中央に巨人体で乗り込めば体制も覆せる可能性高いし、一般にも巨人の脅威示せるし、その方がエレンも懐柔しやすかっただろうにとか思っちゃったけど…まぁそれじゃぁ話が大きくなりすぎるんだろうけどね…。
結局エレンも離反、アルミンたちは賛同せず、ミカサも離反…っていうかシキシマとミカサのキスシーンここで来るとは予想外だ…正直決戦前の別れのキスとかかと思ってたのにエレンへの当てつけだったなんて…! んでミカサにひっぱたかれて逆ギレするし…あかん人や…シキシマ…。
あとサシャが林檎をシキシマに投げつけたとき、「食べもの粗末にするな!」って怒るんだけど…お前…前編でエレンに林檎投げてたじゃん…馬鹿なの…ボケなの…??
シキシマと調査兵団から逃げる時にサンナギが犠牲になって死にます…死に様の美学としては格好いい死であったと思います…。
しかしこの時点で…あ~オリキャラは全員死ぬんだな…と思いました…で原作キャラは死なないんだろうと思ったんですがね…まさか。
不発弾で壁の上部破壊をしようって時にシキシマがやってきて自分が巨人になれることをあかすワケですがその方法がすごい。
これは本当の心臓を捧げるってやつだっていきなりブレードで己の胸ぐっさり刺して巨人に変身。自傷行為のスキル上がりすぎ…。そして実写の巨人体変身は背中から肋骨が生えてできあがります。原作やアニメだと手の先からブワって広がる感じなのにね。これはこれで格好いい。
シキシマ巨人とエレン巨人が戦って何とかエレンが勝利。それで何とか無事不発弾穴の上に設置して時限タイマーつけたと思ったら、いきなり現れるクバルさん。生きてた…なんでっと思ったらまさかの超大型巨人の正体。壁壊しは中央の自作自演だったわけですね…!
エレン渡せば他は英雄で中央で貴族として暮らせるとか甘言いうクバルにサシャが容赦なく弓打ち込む…時々サシャがすごい…。結果巨人に変身させてしまうわけですが。
ここからエレンたちと超大型巨人の戦いになるわけですが…
ここでまさかのジャン死亡! ベシャって木っ端微塵?にされた…。
原作で生きてる…パンフ見るとどうやら諫山先生が実写はジャンを主人公にって話もあったという…世間的にも人気ある…ジャンが…。
前回誰死んでもいいわ~とか思っていたけど、ジャン…後編でだんだんいい感じになってエレンとも共闘してたのに…まさか死ぬなんて…!
最期まで生きているんじゃ…と思ったけどやっぱり死体もないレベルで死んだみたいです…。
そしてどっこい生きていたシキシマさんは結局巨人になって超大型巨人に突進して自爆…道連れに倒し終幕。ホントオリキャラは全員死にました…。
無事壁の上部が崩れて入り口はふさがれ…そしてエレンとミカサの目の前に広がる壁外。
いきなり海とか工業地帯の廃墟みたいなの広がっていてびっくり…。原作と違ってホント誰も外見たことも出たこともなかったんですね…。で、どうやらエレンたちはそのまま外に行ってしまったようです…(エンドロール後の謎のっていうか中央の連中の台詞から)。
とまぁ全体を通すと、前編でおかしかった部分は後編の伏線で、前編後編つなげて見れば、一つの物語としての出来は決して悪くなかった。
前編でシキシマが変にエレン挑発したり、たきつけておいて死にかけを見捨てたのも、エレンが巨人になれること、自分の弟だと知っていれば納得できる。かなりの致命傷じゃないと巨人になれないようなのでそれを確かめたかったのだろうし、実は人類軽蔑して改革を企んでいるテロリストの親玉だったのならあのうさんくささも納得です。黒幕サイドとは思ったけど、黒幕に弓引く敵な存在だったとは…想定外でした。
これ原作しらないと結構面白い話だったんだろうなと思うんですよ。どうしても原作ありきで見てしまうと不満が出てしまうけど…。それに無駄に原作シーンを投入してあるし。いやストーリーではなく場面的に。シキシマ巨人に握りつぶされかけたミカサが手を切り裂いて出てくるシーンとか女型巨人から逃れたライナーだし、不発弾持って壁上るエレンやシキシマ…あぁこれ最新刊で見たレイスの巨人体を倒す時にエレンが爆薬持って突っ込んでいったシーンみたい…とか思ったし。
ホントな~映画制作者サイドが余計な炎上発言しなきゃ、「原作とはまったく違う完結したアナザー&ifストーリーだが、要所要所に原作シーン入れるからそれを見つけて楽しんでね」って
言われていたら面白く見れただろうに…何かホント色々もったいない映画だったな…。
だがシキシマやクバルが巨人というのは意外だったけどエレンとシキシマが兄弟って…ホントびっくり。多分わざとなんだろうけどシキシマからはエレンが弟だとは一切語らないし、鑑賞している方にしかその設定は分からないからシキシマが最期まで嫌なヤツみたいに見えるけど…こう何か兄弟であること示してくれたらすっごいトキめいたんだけどな…個人的には(^_^;)
シキシマはポスター見たとき「格好いい」、前編「キザでうさんくさい」、後編「キザでうさんくさいけど実は色々葛藤抱えていてなんだかんだでかっこよかった」。
あ…でもコレホント兵長でなくてよかった…シキシマというオリジナルだからこそこの設定ありだしいいなとも思えたけどこれが「リヴァイ」だったら暴動起こすレベルだしね。
エレンの性格改変は諫山先生の要望もあるし、一般的主人公としてはありだからまぁ仕方ないとは思うけど(それでもそれ故に魅力がいまいちになっちゃってるけど…エレンはあぁいう性格だからこそいいのに)、もしシキシマの立ち位置をリヴァイにしたらリヴァイ兵長のアイディンティ崩壊するにもほどがあるし。
ところで…シキシマとエレンが兄弟って萌え設定…でも父親が草彅くんだと知ると俳優的に見ると無茶ありすぎ…で笑えてしまう。
この世界の年齢設定どうなんだろ…?
ただエレンが兄がいた記憶がなさそうなので、物心つく頃にはいなくなったとしてやっぱり10歳くらいの年は最低はなれているんでしょうね。シキシマさんは原作年齢設定的にも30半ばくらいなのかな…。草彅くん41歳、長谷川さん38歳、三浦春馬くん25歳。親子で兄弟…。
いやまぁ草彅くんはエレンが少なくとも10歳以下くらいときの親設定だし…ありか。
でも何か感覚的に長谷川さんの父が草彅くんと思うと笑えてきてしまう…ごめんなさい。
とにかく後編見て、前編より失望することなくてよかった…正直前編後編とおしてみたいな…。DVD出たら買おうかなって位にはまぁ面白かった。
色々突っ込みどころ満載なのももう楽しめるレベルまで達したので。
原作展開と原作キャラをこの映画に踏襲してみたらダメです。
怒りしか出てこなくなる…だけどこれを「こういう進撃の世界もあったかもしれない」という二次創作てきなモノだとしてみればなかなか良かったんです。
シキシマさんはもうあれでいい…。
エレンはまぁ仕方ない…。
アルミンはぶれなくて良かった。
ミカサ…彼女は何かどうにも微妙。
サシャは…うん思ったより良かったし可愛かった。
ハンジ…巨人オタで兵器オタって感じだったがもう少しシリアスシーンあってもよかったな…。
ジャン…嫌なやつからいい奴へ…あぁ死亡フラグだなこれ…不憫。
サンナギはいい奴で皆の犠牲になって死ぬ…かっこよかったよ。
クバル…いい悪役というかラスボスだった…。
なんだかんだで前編も後編も初日に見に行ってますな。
とりあえず前に描いたように前編のできが微妙だったので、後編は期待しないことにしていたわけです。ネタバレもみないように…ってそういえば後編のCMって見たことないんだけど放映していたんでしょうか?
こないだ大阪の進撃の巨人展の物販のところで実写の予告CM流れているの初めてみたくらいで見かけなかったんですがね…。
前編から推察する後編ストーリーは、弾薬なくなっちゃったから絶対冒頭に出てきた不発弾使って穴ふさぐよね。トロスト区奪還戦ベースにまぁエレン巨人が不発弾突っ込んで終わるんだろう。
って思ってまぁ概ね間違いは無かったんだけど、予想外の物語展開でした。
結果言うと…突っ込みどころ満載だけど、前編の疑問、謎をきちんと改修していてこの「物語」としては思った以上にできが良かったです。
ただし原作の進撃の巨人だと思ってみてはいけません(^^;)
というわけでネタバレがっつりの感想は続きから。
前編より後編の方が上映時間が短いということからしょぼく尻つぼみで終わるのではと懸念していましたが、そんなことは全くなくテンポ良く間延びもせず物語のリズム展開は非情に良かったですよ…もう少エピソード追加しても良かったな~とは思いましたが。シキシマの過去とか。
冒頭は前編のおさらい。
後編は巨人化したエレンが弾薬庫のあった公園みたいな場所で拘束されているとこから始まります。てかエレンの拘束具がデスノートのミサが着ていた拘束具みたいだった…めっちゃぐるぐる巻き…。
まぁ顔ぶれは違うけど原作三巻のエレンが人か巨人か問われるシーンですね。
ここで回想?でエレンが幼い頃父親に人体実験されてどうやら巨人化能力を与えられたこと、その場にソウダさんがいたことが判明。これで前編ラストでソウダがエレンの巨人化に詳しい理由が判明…。そしてここで大きな問題提起が。エレンの父が「上の子で実証済み」みたいな事をいうのでエレンには兄がいたことがほのめかされるわけです。
まぁここで何となく「兄」の正体見えたな…。
いやだがしかし、ストーリーと関係なく吹き出しそうになったのはグリシャさんにとっても近いビジュアルで出てきた俳優が
草彅剛だった事だよ…!
びっくりしたわ…この手の実写映画にジャニタレ持ってくるのはよくあるけど進撃は意外にもしなかったな…とか思ったけどまさかこんな大御所をゲストで持ってくるとは…!
で、なんだかんだで殺されそうになるエレン、原作通りかばうアルミン、そしてアルミンに言われてもまだ動かないミカサ…ミカサぁああああ!!
ここでソウダさんはエレンの巨人化理由を説明しようとしてクバルによって殺されてしまうんですがそこでエレンに何かいいかけるんですよね…てか死ぬの早すぎ…。
そして突然上から降ってくるエレン巨人によく似た鎧の巨人。これがクバルを筆頭にほとんどその場にいた人間を殺してエレンをさらっていきます。エレンがさらわれるのは実写でも健在です(笑)
で、エレンが眼を覚ましたら例の変な真っ白い部屋にいて、シキシマさんがしれっと巨人から救ったなんていうわけです。
嘘つけ…その巨人お前だろうが!(でもこの時点では明かされないけどどう見えもそうです)。
そしてこの世界の成り立ち、巨人の生まれた理由がシキシマによって説明されるわけです。あの白い部屋は世界の遺物を管理している部屋でいくつかあるそうなんですが。
ここで突っ込みどころ満載なのは、最初エレンは普通に汚いいつもの服を着ていて、シキシマは兵団服上着なしを着ています。が、世界の成り立ちをビデオ上映しているときには夏のビーチにあるベンチみたいなのに横たわって真っ白い上下着ていて、エレンも同じような服きているんですよね…。いったいいつ着替えたんですか君たちは。話の流れ的にはすぐビデオ上映しているっぽくて着替える暇あったっけ????
しっかしまぁここのシキシマとエレンが無駄にエロい。腐女子脳が刺激されるシーンてんこ盛り。己の性が悲しい…。
シャンパン振り回しているシキシマは笑えるけどでもまぁ格好いい…格好いいんだけど何か…何かヘンなのが惜しい。
世界の謎を知ったエレンはシキシマと行動を共にすることになって、実は調査兵団が壊滅してなかったことも知るわけです…前編で怪しい行動していた覆面が実は調査兵団だった(そして彼らの紋章は赤と白の自由の翼…何で???)。
調査兵団あっけなく壊滅とかふざんなと思っていたけどここでそれが伏線としての嘘だったことが分かるわけです。納得。
さてみんな死んでハンジ、アルミン、ミカサ、ジャン、サンナギ、サシャだけになった外壁再建団は不発弾で壁をふさぐべくモンゼンを目指していて、途中無事エレンたちに合流するんですが、そこでシキシマが、その不発弾と政府が隠し持っていた弾薬兵器等をもってモンゼンの壁ではなく中側の壁を壊して中央にまで巨人を入れて壁内の人類の改革を行うといいだしてみんなびっくり、エレンもびっくり。
「何かをなすためには何かを捨てなければならない」をシキシマ流で語るわけですが…これある意味正論なんだけどもう少し言い回し何とかならなかたのかな…みんなどん引きしているし。
正直映画でのシキシマのカリスマ具合がいまいちはっきりしないのと常にニヤニヤしているからうさんくさくてもう完全に悪役なんですよね。
物語的に仕方ないというかあれなんだけど…ぶっちゃけこの後シキシマも巨人になれることが明かされるので、何も知性のない巨人を壁内に招かなくてもエレンとともに二人で中央に巨人体で乗り込めば体制も覆せる可能性高いし、一般にも巨人の脅威示せるし、その方がエレンも懐柔しやすかっただろうにとか思っちゃったけど…まぁそれじゃぁ話が大きくなりすぎるんだろうけどね…。
結局エレンも離反、アルミンたちは賛同せず、ミカサも離反…っていうかシキシマとミカサのキスシーンここで来るとは予想外だ…正直決戦前の別れのキスとかかと思ってたのにエレンへの当てつけだったなんて…! んでミカサにひっぱたかれて逆ギレするし…あかん人や…シキシマ…。
あとサシャが林檎をシキシマに投げつけたとき、「食べもの粗末にするな!」って怒るんだけど…お前…前編でエレンに林檎投げてたじゃん…馬鹿なの…ボケなの…??
シキシマと調査兵団から逃げる時にサンナギが犠牲になって死にます…死に様の美学としては格好いい死であったと思います…。
しかしこの時点で…あ~オリキャラは全員死ぬんだな…と思いました…で原作キャラは死なないんだろうと思ったんですがね…まさか。
不発弾で壁の上部破壊をしようって時にシキシマがやってきて自分が巨人になれることをあかすワケですがその方法がすごい。
これは本当の心臓を捧げるってやつだっていきなりブレードで己の胸ぐっさり刺して巨人に変身。自傷行為のスキル上がりすぎ…。そして実写の巨人体変身は背中から肋骨が生えてできあがります。原作やアニメだと手の先からブワって広がる感じなのにね。これはこれで格好いい。
シキシマ巨人とエレン巨人が戦って何とかエレンが勝利。それで何とか無事不発弾穴の上に設置して時限タイマーつけたと思ったら、いきなり現れるクバルさん。生きてた…なんでっと思ったらまさかの超大型巨人の正体。壁壊しは中央の自作自演だったわけですね…!
エレン渡せば他は英雄で中央で貴族として暮らせるとか甘言いうクバルにサシャが容赦なく弓打ち込む…時々サシャがすごい…。結果巨人に変身させてしまうわけですが。
ここからエレンたちと超大型巨人の戦いになるわけですが…
ここでまさかのジャン死亡! ベシャって木っ端微塵?にされた…。
原作で生きてる…パンフ見るとどうやら諫山先生が実写はジャンを主人公にって話もあったという…世間的にも人気ある…ジャンが…。
前回誰死んでもいいわ~とか思っていたけど、ジャン…後編でだんだんいい感じになってエレンとも共闘してたのに…まさか死ぬなんて…!
最期まで生きているんじゃ…と思ったけどやっぱり死体もないレベルで死んだみたいです…。
そしてどっこい生きていたシキシマさんは結局巨人になって超大型巨人に突進して自爆…道連れに倒し終幕。ホントオリキャラは全員死にました…。
無事壁の上部が崩れて入り口はふさがれ…そしてエレンとミカサの目の前に広がる壁外。
いきなり海とか工業地帯の廃墟みたいなの広がっていてびっくり…。原作と違ってホント誰も外見たことも出たこともなかったんですね…。で、どうやらエレンたちはそのまま外に行ってしまったようです…(エンドロール後の謎のっていうか中央の連中の台詞から)。
とまぁ全体を通すと、前編でおかしかった部分は後編の伏線で、前編後編つなげて見れば、一つの物語としての出来は決して悪くなかった。
前編でシキシマが変にエレン挑発したり、たきつけておいて死にかけを見捨てたのも、エレンが巨人になれること、自分の弟だと知っていれば納得できる。かなりの致命傷じゃないと巨人になれないようなのでそれを確かめたかったのだろうし、実は人類軽蔑して改革を企んでいるテロリストの親玉だったのならあのうさんくささも納得です。黒幕サイドとは思ったけど、黒幕に弓引く敵な存在だったとは…想定外でした。
これ原作しらないと結構面白い話だったんだろうなと思うんですよ。どうしても原作ありきで見てしまうと不満が出てしまうけど…。それに無駄に原作シーンを投入してあるし。いやストーリーではなく場面的に。シキシマ巨人に握りつぶされかけたミカサが手を切り裂いて出てくるシーンとか女型巨人から逃れたライナーだし、不発弾持って壁上るエレンやシキシマ…あぁこれ最新刊で見たレイスの巨人体を倒す時にエレンが爆薬持って突っ込んでいったシーンみたい…とか思ったし。
ホントな~映画制作者サイドが余計な炎上発言しなきゃ、「原作とはまったく違う完結したアナザー&ifストーリーだが、要所要所に原作シーン入れるからそれを見つけて楽しんでね」って
言われていたら面白く見れただろうに…何かホント色々もったいない映画だったな…。
だがシキシマやクバルが巨人というのは意外だったけどエレンとシキシマが兄弟って…ホントびっくり。多分わざとなんだろうけどシキシマからはエレンが弟だとは一切語らないし、鑑賞している方にしかその設定は分からないからシキシマが最期まで嫌なヤツみたいに見えるけど…こう何か兄弟であること示してくれたらすっごいトキめいたんだけどな…個人的には(^_^;)
シキシマはポスター見たとき「格好いい」、前編「キザでうさんくさい」、後編「キザでうさんくさいけど実は色々葛藤抱えていてなんだかんだでかっこよかった」。
あ…でもコレホント兵長でなくてよかった…シキシマというオリジナルだからこそこの設定ありだしいいなとも思えたけどこれが「リヴァイ」だったら暴動起こすレベルだしね。
エレンの性格改変は諫山先生の要望もあるし、一般的主人公としてはありだからまぁ仕方ないとは思うけど(それでもそれ故に魅力がいまいちになっちゃってるけど…エレンはあぁいう性格だからこそいいのに)、もしシキシマの立ち位置をリヴァイにしたらリヴァイ兵長のアイディンティ崩壊するにもほどがあるし。
ところで…シキシマとエレンが兄弟って萌え設定…でも父親が草彅くんだと知ると俳優的に見ると無茶ありすぎ…で笑えてしまう。
この世界の年齢設定どうなんだろ…?
ただエレンが兄がいた記憶がなさそうなので、物心つく頃にはいなくなったとしてやっぱり10歳くらいの年は最低はなれているんでしょうね。シキシマさんは原作年齢設定的にも30半ばくらいなのかな…。草彅くん41歳、長谷川さん38歳、三浦春馬くん25歳。親子で兄弟…。
いやまぁ草彅くんはエレンが少なくとも10歳以下くらいときの親設定だし…ありか。
でも何か感覚的に長谷川さんの父が草彅くんと思うと笑えてきてしまう…ごめんなさい。
とにかく後編見て、前編より失望することなくてよかった…正直前編後編とおしてみたいな…。DVD出たら買おうかなって位にはまぁ面白かった。
色々突っ込みどころ満載なのももう楽しめるレベルまで達したので。
原作展開と原作キャラをこの映画に踏襲してみたらダメです。
怒りしか出てこなくなる…だけどこれを「こういう進撃の世界もあったかもしれない」という二次創作てきなモノだとしてみればなかなか良かったんです。
シキシマさんはもうあれでいい…。
エレンはまぁ仕方ない…。
アルミンはぶれなくて良かった。
ミカサ…彼女は何かどうにも微妙。
サシャは…うん思ったより良かったし可愛かった。
ハンジ…巨人オタで兵器オタって感じだったがもう少しシリアスシーンあってもよかったな…。
ジャン…嫌なやつからいい奴へ…あぁ死亡フラグだなこれ…不憫。
サンナギはいい奴で皆の犠牲になって死ぬ…かっこよかったよ。
クバル…いい悪役というかラスボスだった…。
PR
この記事にコメントする