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昨日はハガレンの映画観に行ってきましたよ。
初回は混むかなぁと思いつつも、限定配布のグッズ(11.5巻)が確実に欲しかったので初日初回観に行ってきました。

前売り券を買ってしまっていたため、席リザーブが出来ないので早めにいくか~と出掛けたのですが、思ったより早く着いてしまいました。
近くの映画館でしてないからどのくらい時間かかるか判らず余裕見過ぎた(笑)
そしたらやけに人が沢山並んでいて何じゃこりゃ~と思ったら、どうやらけいおんの前売り販売があるらしくそれに並んでいる人が一杯いたのです。
…道理でそっち系の男性が一杯並んでいると思った。
てかそれだけの専用列ができていたのに驚き…さすがだ…。

まぁそれはさておき、そんなんで必要以上に早く着いたおかげで比較的良い席ゲット。
無事11.5巻もゲット。

映画の感想は思い切りネタバレなので以下続きから。
 


ハガレンは正直、普通に作品として好きで萌え要素として見てはないので、個人的にこのキャラの出番がどうこうって感覚は強くないです。これがテニプリなら跡部や神尾の出演率で作品評価がぐっと変わるけどね。
なのでハガレンは私にとって逆に言えばストーリーと作画さえしっかりしていれば楽しめるアニメなわけです。

そうは言っても前作映画のシャンバラの時は「なんじゃこりゃ~!」って思うところが沢山あったので今回の映画がどうなるか少し不安もありました。
ただ前作はほぼオリジナルと化した旧作アニメの続編。
設定やキャラも原作とは違うモノが多かったのです。

今回はすでに原作も新作アニメも終了していて、かつ原作途中の話を扱うらしいとのこと。
ならば世界観がぶれたり、主要キャラの死人が出ることは絶対ないだろうということは保証される。

で、見た結果としては、長編映画としては非常にバランス良く完成されたストーリー展開で面白かった。

だけど作画が残念だった…。

これがね…作画が崩壊しているとかじゃなくて、ちゃんと丁寧に作られているのは判るんだけど、キャラデザがハガレンの絵にあってない残念さ。
パンフや11.5巻の作り手サイドの意図を読むとそうなった理由は分かるんだけど、それは多分ハガレンのファンはあまりもとめてないんじゃないかと…。
何かジブリがハガレン作りました…みたいになっちゃっているんですよ。
ジブリの絵って線画がすくなく髪とか単純なんだけどあれ基本宮崎さんの絵柄だからあっているので、目が大きい荒川さんの絵に毛先が丸い髪の毛が合わない。
毛糸のようなもっさりした髪が基本ベタ塗りで丸い光沢がついているうえ線画が比較的太いのでどうしてもやぼったい印象になってしまうのです。
テレビアニメのハガレン見慣れているとどうしても違和感がぬぐえない。
髪と目の描き方ちがうだけでエドがエドにみえないんですよ…。

ヒロインの民族衣装とか、黒コウモリと呼ばれる集団の飛行シーンとかホント、ジブリ作品みているみたいでハガレンっぽくない。
足場の危うい高所で戦いが繰り広げられるのもジプリっぽい。
元々余りハガレンには空中戦ってないんですよね…屋根の上とかはけっこう走るけど足場が棒一本とかまずないのです。それは戦闘のさいに使われる錬金術が等価交換の法則から近くに材料がないと使用できないため壁か大地が必要だからです(エドが機械鎧を変形させて戦うなら場所は選ばないけど、なんだかんだで派手なアクションするためには錬成する材料が必須)。
ところが今回、対戦相手の男性(メルビン)が使う錬成がどうにも等価交換無視っぽい錬成をする。
何もない中空から氷の柱をだすのでアクションが平面から立体になる。
電撃の方は大気を摩擦させているとかで説明つきそうだけど、空気中の水分だけであんな大量の氷や雪が錬成可能なんだろうか…?


しかしストーリー展開としては、あえて登場人物を少なくし(ホムンクルスとか一切でない)、余計なエピソードは盛り込まず、まるっきり原作を知らなくてもさほど疑問に思うこともなく、2時間だれることなく見せてくれ、不快な終わり方もしないので近年みた映画の中ではダントツによかった!
冒頭でエドたちが出会う道の錬金術師のメルビンの最終的な大どんでん返しは秀逸だった。
ヒロインの幼少時の両親殺害エピソードのシーンと、その時死んだような描写のある兄が実が生きていて語ったシーンと何か微妙な矛盾があるなと思っていたけど、その兄アシュレイを名乗るメルビンが実は全く別の人物だったと判ることでなるほどな~と思いました。
首の傷も、普通に襲われたときに出来たモノだと思ったけど…あれ実際は人の顔を移植したから出来た傷なんだな…。
この世界普通に整形手術ってもんはなかったんだろうか…?とはちょっと思ったけど、それじゃアシュレイの復讐心に繋がらないかな…。
個人的にこのメルビンつーかアシュレイの顔好みだった…。
声が森川さんと木内さんだったのもときめいたよ…!


ほんとこれで作画がシャンバラの時みたいだったら文句なかったのになぁ…。

この話の時期は原作45話(11巻ラスト)の最中(11.5巻の検証より)
従って賢者の石の正体、死者の蘇生の絶対不可を知っているエルリック兄弟は見事に迷いがありません。
アメストリスをクレタに挟まれ祖国を奪われたミロス人たちが祖国奪回の手段として求める鮮血の星が賢者の石と同じモノだと判るときっぱりはっきり使うなと警告します。
寧ろ葛藤するのはヒロインのジュリア。
というかこの映画の主人公は間違いなくジュリアだなって感じ。
通常の映画等の単独エピソードのゲストヒロインは強がっても主人公にすがる弱さをもっていますが、ジュリアにはそれがない。
エド達の忠告に理性的に理解を示すも、祖国のためにはこれしかないと己の信念を貫き通す。
エドたちを頼ると言うより、エドとアルの兄弟の絆に己の兄妹を重ねてそれに憧れと羨望を抱いているけど異存はしない。
だから普通なら主人公が「敵」を倒して救世主的な存在になって大団円ですが、エドたちはあくまで補佐で最終的決着を付けるのはジュリア。

本来ならエドたちに担わせたかったのかもしれないけどそれはハガレンの世界感とキャラ設定からするとあり得ないしそれをしたらこの映画駄目だったと思うし。
イシュバールとは違いミロスの悲劇はエドやアル個人には関わりがないけど、ミロスにとってアメストリスは故郷を奪った敵国なので、エドたちが救世主になるのはおかしい。
あくまでも裏方のヒーローでしか活躍できない。
その辺の葛藤が、ラストでジュリアがエドの上着を着て戦ったのかなぁとか勝手に憶測しています。
服ボロボロになるのに赤コートだけほぼ無傷だし、ジュリアの髪は茶色だけど遠目には一瞬エドに見えるし。

まぁそんなんであくまでもミロスサイド中心に話が展開し、お節介的にエドたちがそれに係わるので物語がぶれない。
しかしだから少なく絞った他の登場人物の活躍が非常にすくないのがハガレンファンとしては物足りないところ。
大佐殆ど空気だし。
最後一番盛り上がるシーンにいるのに戦闘シーンがまったく描かれていないのが切ない。
この時期、まだラストに受けた傷が治ってないので派手な戦闘は出来なかったんだろうけど、そこはもうちょっと活躍してもよかったんじゃないだろうか…。


この映画はこれはこれで満足だけど、出来るならほんと原作最終回後の兄弟の冒険ものとかしてほしいなぁ。

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